ロボットとは、センサー、知能・制御系、駆動系の3要素を備えた機械のことです。
ロボットを人間に例えると、センサーは五感、知能・制御系は脳、駆動系は手足です。
これまでのロボットは、1つのプログラミングで1つの製品しか作ることができませんでした。しかし、最近ではコンピューター(知能・制御系)とセンサーの進化で様々な動きができるようになっています。
また、ロボット技術の高度化に合わせて低価格も進んでおり、中小企業の皆さまもロボットを導入できる環境が整い始めています。
ここでは、代表的なロボットの種類とその特長をご紹介いたします。
人間の腕のような形をした産業用ロボットです。
複雑な動きが可能で、高い汎用性を有しています。
活用例:溶接、塗装 など
胴体に両腕が付いた形の産業用ロボットです。
人間の手作業をそのまま模倣することができます。
活用例:組立 など
並列(パラレル)に連結(リンク)した機構を持つ産業用ロボットです。
ハンドの部分を高精度かつ高速で制御できます。
活用例:ピッキング、配膳 など
愛らしい形をしたサービス用ロボットです。
人間の感情などを捉えながら、お困りごとを解決します。
活用例:コミュニケーション、受付 など